フレンチとイタリアンの違いとは?歴史・特徴・マナーを比較表で解説
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高級ディナーの代名詞でもあるフランス料理(フレンチ)ですが、あなたはイタリア料理(イタリアン)との違いを明確に説明できますか?
多くの方が言葉に詰まっていると思います。
結論からお伝えすると、最大の違いは「ソースの芸術で魅せるフレンチ」と「素材の持ち味を活かすイタリアン」という考え方の違いです。ルーツをたどると、フレンチの原点は1533年にイタリアから伝わった食文化。同じ源流から、対照的な2つの料理が育ちました。まずは全体像を比較表でご覧ください。
| 項目 | フレンチ | イタリアン |
|---|---|---|
| 起源 | 1533年、イタリアから伝わった宮廷食文化 | 古代ローマ帝国の食文化 |
| 味の主役 | ソース(ベシャメル、ドゥミグラスなど) | 素材そのもの+オリーブオイル |
| 油脂 | バター・生クリーム中心 | オリーブオイル中心 |
| 主食 | パンを料理に添える | パスタ・ピザが主役級の一皿 |
| 調理 | ポワレ・ソテー・ムニエルなど多彩な技法 | 素材を活かすシンプルな調理 |
| 雰囲気 | フォーマル・記念日向き | カジュアル・日常向き |
本記事では、この違いを歴史から紐解き、テーブルマナーやシーン別の選び方まで、すぐ使える形で解説します。
この記事でわかること
- フレンチの原点は1533年のアンリ2世とカトリーヌの結婚でイタリアからナイフ・フォークやソース文化が伝わった点
- イタリアンの原点は古代ローマ帝国時代に料理人たちが切磋琢磨して築いた高水準の食文化にある
- フレンチはベシャメルやドゥミグラスなど多彩なソースと複雑な調理法を特徴とする
- イタリアンは素材の持ち味を活かすシンプルな調理とオリーブオイル・トマト・パスタを基軸とする
- テーブルマナー・コース構成・1皿あたりの量にも違いがあり、シーン別に使い分ける選び方の目安

フランス料理とイタリア料理の歴史
フレンチの原点は、実はイタリアンにあります。
1533年にフランスの王である、アンリ2世がイタリアのカトリーヌという女性と結婚したことが起原とされています。
それまでのフレンチ料理にはテーブルマナーが存在せず、素材を焼いただけのような料理を手づかみで食べていました。しかし、この2人の結婚でナイフとフォークを使う食事作法・香辛料やソースを使用した調理法等が伝わり、今のフレンチの礎となりました。
それでは、イタリアンの原点はどこにあるのでしょうか?
こちらは古代ローマ帝国にあります。
現在のイタリア半島を支配していたローマ帝国は文明水準が周辺の国々と比べ、非常に高かったと言われています。
もちろん、食に対するこだわりも高い水準にありました。
腕利きの料理人がこぞって新しい料理を作り、互いに切磋琢磨し続けたことで、高いレベルの食文化が形成され、今日まで継承されています。
ごちそう本舗
中山まほ
フレンチの原点がイタリアンだったなんて、意外ですよね。結婚がきっかけで食文化が伝わるなんて、なんだかロマンチックです。
フレンチ料理の特徴
フレンチ料理の特徴はなんといっても、そのソースと多様な調理方法にあります。
牛乳と小麦粉がベースのベシャメルソースや、日本でなじみ深いデミグラスソースもドゥミグラスという名前のフレンチソース由来のものです。
ソースがないフレンチ料理はないと言われるほど、フレンチ料理にはソースがつきものです。皿のフチに芸術的に彩られたソースもフレンチ料理の特徴ですね。

また、フレンチでは一口に焼き調理と言っても、油でカリっと焼き上げる「ポワレ」・少量の油やバターで炒め焼きする「ソテー」・魚に小麦粉をまぶし油で焼く「ムニエル」等のバリエーションがあり、同じ食材を焼き調理するにあたっても多くの調理方法が存在します。これもフレンチ料理の大きな特徴です。
最後に盛り付け方です。フレンチを語るにあたって、ここは外せません。
芸術国家でもあるフランスでは昔から人々の生活に深く芸術が根付いていました。
世界でNo1の動員数を誇る美術館はどこにあるでしょうか?
答えはもちろんフランスです。
モナ・リザがあることでも有名なルーブル美術館の来場者数は年間1000万人を超えることもあるのだとか。
エルメス・ルイヴィトン・シャネルなどで有名ファッションブランドから、カルティエ・ショーメなどの有名ジュエリーブランドもフランス発祥です。
昔から"おしゃれ""きれい"なことが好きなフランス人は食をも芸術に変えてしまいました。
綺麗な盛り付けで、食べても見ても楽しい料理がフランス料理の特徴です。
ごちそう本舗
中山まほ
フレンチはソースが命なんですよね。うちのテルミドールも、婚礼料理仕込みの特製ソースが最大の魅力。ソースの完成度がプロとアマの決定的な差なんだと思います。
イタリア料理の特徴
イタリア料理はオリーブオイルの使用率の高さが特徴です。
イタリアはオリーブオイルの一大産地であり、消費量では世界No.1を誇ります。
ちなみに(生産量No.1はスペインです)そんなオリーブオイル大国のイタリアで作られる料理はオリーブオイルまみれといっても過言ではないかもしれません。
皆さんに馴染みの深い料理カプレーゼやカルパッチョは実はイタリア料理であり、これらの料理にオリーブオイルがかかっていることは想像し易いかと思います。

テーブルマナーの違い
フレンチとイタリアンはテーブルマナーが異なることを皆さんはご存じでしたか?
本日はそのうち1つ紹介します。
皆さんは食事が終わった際にナイフとフォークをどのように置いていますか?
皿の中央から右よりに斜めにそろえて置く方が多いと思います。
実はこれ、フレンチ料理のテーブルマナーです。
イタリアンでは、ナイフとフォークを体に垂直になるよう縦にして皿に並べるのが正解です。
違うようで似ているテーブルマナーからフレンチの原点がイタリアンであることを感じられますね。
ごちそう本舗
中山まほ
ナイフとフォークの置き方がフレンチとイタリアンで違うなんて、恥ずかしながら私も最近知りました…。次のディナーでさりげなく披露してみようと思います(笑)。
まとめ|違いを知れば、選び方が変わる
私たちは普段何気なく、「イタリアン」「フレンチ」という言葉を口にしていますが、この2つ、ルーツは同じでも、長い歴史の中で、それぞれの地域性、人間性により異なる発展を遂げた別の料理と言えます。
ごちそう本舗では、ホテルの婚礼料理を出自とする、ご自宅でハレの日(記念日)を演出できるこだわり抜いた料理を販売しています。
フレンチに欠かせないワインとの相性については「フレンチと切っても切り離せないワインのお話」もあわせてご覧ください。
その違いを知った今だからこそ、それぞれの良さを是非味わってみてはいかがでしょうか。
ごちそう本舗
中山まほ
ごちそう本舗のテルミドールは、まさにフレンチの真髄であるソースの技が光る逸品です。ホテルの婚礼料理にも使われている品質のものを、ご自宅で温めるだけで楽しめますよ。ぜひ一度お試しください!
フレンチの代表的なメニューのひとつ「テルミドール」については「テルミドールって何者?グラタンとの意外な違い」で詳しく解説しています。見た目はグラタンに似ていますが、実は全く別の料理です。
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フレンチ料理を代表する一品テルミドールについては「テルミドールって何者?」で詳しく解説しています。
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その他のメニューは商品一覧ページからご覧いただけます。
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よくある質問
Q. フレンチとイタリアンの一番の違いは何ですか?
A. 考え方の違いです。フレンチは多彩なソースと調理技法で味を組み立てる「ソースの料理」、イタリアンはオリーブオイルとトマトを軸に素材の持ち味を活かす「素材の料理」です。使う油脂もフレンチはバター中心、イタリアンはオリーブオイル中心と対照的です。
Q. コース料理の構成に違いはありますか?
A. あります。イタリアンは前菜のあとにプリモ・ピアット(パスタやリゾット)、セコンド・ピアット(肉・魚料理)と続くのが特徴です。フレンチは前菜、スープ、魚料理、肉料理と進み、パスタは基本的にコースに入りません。
Q. フレンチとイタリアンはどちらが高級ですか?
A. 一般的にはフレンチのほうがフォーマルな位置づけで、記念日や特別な日の食事に選ばれる傾向があります。イタリアンはカジュアルに楽しめる店が多めです。ただし店によって幅があるため、シーンと予算で選ぶのが実用的です。
Q. 食後のナイフとフォークの置き方に違いはありますか?
A. あります。フレンチでは皿の右斜め下にそろえて置くのがマナーですが、イタリアンでは体に対して垂直(縦向き)にそろえて置くのが正式とされています。
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フレンチの真髄は、
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ごちそう本舗
中山まほ
フレンチとイタリアン、「なんとなく違うのは分かるけど…」という方、多いですよね。実はフレンチのルーツがイタリアンにあるって知ってました?読み終わる頃には、ディナーの席で語れるネタが増えますよ。