山の日・夏の三連休は家でごちそう|暑い日の「おうち避暑」ごはん

8月11日は山の日。お盆休みの直前にあることが多く、土日とつながれば夏の三連休が生まれる祝日です。ところが窓の外は連日の猛暑。行楽地は混雑、高速道路は渋滞、子どもを連れて出かけるだけで体力が尽きてしまう。「せっかくの連休なのに、どこにも行かないのはもったいない気がする」。そんなモヤモヤを抱えている方は、実は少なくありません。

先に結論をお伝えします。山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨とする祝日とされています。そして猛暑の三連休は、無理に出かける必要はありません。家をいちばん涼しい避暑地に見立てて、食卓だけをとびきり贅沢にする。それが本記事で提案する「おうち避暑」という過ごし方です。出かけた場合の交通費や外食費をそのまま食卓にまわせば、家にいながら旅先以上のごちそうが並びます。

本記事では、ホテルやレストランの婚礼・パーティー料理を手がけてきたごちそう本舗の視点から、山の日の由来と意味、三連休3日間のご飯の組み立て方、火を使わない夏のごちそうの選び方、涼しい時間帯に楽しむ自宅海鮮BBQまで、順番に解説します。読み終えるころには、「出かけない三連休」がむしろ楽しみになっているはずです。

この記事でわかること

  • 山の日の由来と意味(なぜ8月11日なのか・いつできた祝日なのか)
  • 猛暑の三連休を「出かけない贅沢」に変える考え方
  • 家を避暑地にする「おうち避暑」3つの演出のコツ
  • 三連休3日間・計9食のご飯を無理なく回す献立戦略
  • 火を使わない・使いすぎない夏のごちそうの選び方
  • 涼しい時間帯に楽しむ自宅海鮮BBQの段取り
中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

こんにちは、ごちそう本舗の中山です!うちは夫と子ども2人の4人家族なんですが、山の日の三連休って毎年ノープランになりがちなんですよね。数年前、猛暑の中がんばってお出かけしたら、渋滞と人混みで家族全員ぐったりして帰ってきたことがあって(笑)。それ以来わが家は「山の日は家で贅沢」派になりました。今日はその楽しみ方を全部お話しします。

山の日の由来とは?いつできた祝日なのかを分かりやすく解説

山の日は、毎年8月11日の国民の祝日です。法律の制定は2014年、実際に祝日として施行されたのは2016年で、国民の祝日の中でもかなり新しい祝日にあたります。その趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」こととされています。難しい決まりごとがある日ではなく、「山と自然のありがたさを思い出す日」と考えると分かりやすいでしょう。

なぜ8月11日になったのか

山の日の日付には、実はもともと複数の案があったとされています。お盆休みと合わせて連休を取りやすいことから8月に落ち着き、最終的に8月11日が選ばれたという経緯が知られています。また、漢字の「八」が山のすそ野が広がる形に見えること、「11」が木々の立ち並ぶ姿を連想させることから、8月11日は山の日にふさわしいという説もあるとされています。数字の見た目に山の風景を重ねるあたり、なんとも日本らしい由来です。

「山の恩恵」は思っているより身近にある

山の恩恵と聞くと、登山やハイキングを思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど山の恵みは、もっと私たちの毎日に溶け込んでいます。蛇口をひねれば出てくる水は、山の森が雨を蓄えて少しずつ送り出してくれたもの。きのこや山菜、秋の果物も山の恵みです。さらに、山の養分が川を通じて海に流れ込み、海の生きものを育てているとされています。つまり山に感謝する方法は、登ることだけではありません。山と自然が育てた恵みを、食卓でおいしくいただくことも、立派な山の日の過ごし方だといえます。

海の日との違い

7月の海の日は「海の恩恵に感謝する」日、8月の山の日は「山の恩恵に感謝する」日とされています。ひと月違いで並ぶこの2つの祝日は、どちらも「自然への感謝」がテーマの、いわば兄弟のような祝日です。海の日は1996年に施行された歴史のある祝日ですが、山の日は2016年生まれの若い祝日。「海の日はあるのに山の日がないのはおかしい」という声が後押しになったともいわれています。

山の日の三連休、「出かける」だけが正解ではありません

由来を知ると「せっかくだから山にでも」と思いたくなりますが、ここで一度、8月中旬の現実を思い出してみてください。

まず、暑さです。8月上旬から中旬は一年でもっとも気温が上がりやすい時期で、日中の外出は大人でも体にこたえます。小さな子どもや、帰省で顔を合わせる祖父母世代にとってはなおさらです。次に、混雑。山の日の三連休はお盆の帰省ラッシュと重なりやすく、高速道路も行楽地も一年で有数の混みようになります。そして忘れてはいけないのが、この連休の直後にお盆の帰省や行事が控えている家庭が多いということ。ここで体力を使い切ってしまうと、肝心のお盆に疲れが残ります。

だからこそ提案したいのが、発想の転換です。「どこにも行かない」のではなく、「行かないことを選ぶ」。交通費もレジャー代も外食費もかからない分、その予算を食卓に集中させれば、家にいながら旅先のホテルのような夜がつくれます。出かけない三連休は、我慢ではなく贅沢の一種です。

中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

「連休なのにどこにも連れて行かないの、子どもに悪いかな…」って、私もずっと思ってたんです。でもある年、思い切って子どもたちに聞いてみたら「涼しい家でごちそう食べて映画観たい」って即答で(笑)。親が思うより、子どもは「特別なごはん」のほうをよく覚えてるんですよね。

「おうち避暑」のすすめ|家をいちばん涼しい避暑地にする3つの演出

おうち避暑とは、避暑地に行く代わりに、家そのものを避暑地に見立てて過ごすという考え方です。ポイントは「いつもの家での留守番」にしないこと。3つの演出で、家は見違えます。

演出1:光と風を整えて「涼しさの土台」をつくる

朝のうちにカーテンやすだれで直射日光を遮り、エアコンは我慢せずに適温で連続運転。扇風機やサーキュレーターを併用して空気を回すと、体感温度がぐっと下がります。日中の熱をため込まないことが、おうち避暑の土台です。避暑地の朝の空気を思い出しながら、家の中の「涼しい特等席」を決めておきましょう。

演出2:食卓に「涼」を置く

ガラスの器、竹のランチョンマット、氷を張った大きめのボウル。食卓の見た目が涼しいと、同じ料理でも味わいが変わります。冷たい前菜を先に並べ、飲み物は氷をたっぷり入れたピッチャーで。風鈴や川のせせらぎの環境音を小さく流すのも、雰囲気づくりに効果的です。

演出3:非日常は「ごちそう」でつくる

旅の記憶を思い返すと、いちばん覚えているのは食事だったりしませんか。おうち避暑でも同じで、非日常感の決め手は食卓です。ふだんは並ばない主役級の一皿がテーブルの中央にあるだけで、その日は「連休のハレの日」に変わります。ホテルの婚礼料理として供給されている品質のごちそうが、温めるだけで用意できる時代です。台所が暑くなる長時間調理をしなくても、非日常はつくれます。

三連休のご飯はどう回す?3日間・計9食の献立戦略

連休でいちばん疲れるのは、実は台所に立つ人です。三連休は朝昼晩で計9食。「今日のお昼どうしよう」が3日続くと、休んだ気がしないまま連休が終わります。おすすめは、9食すべてをがんばらず、「主役の1食」を決めて残りは力を抜くメリハリ型の組み立てです。

初日:買い出しを済ませて「仕込まない仕込み」

初日は連休の助走日。午前の涼しいうちに買い出しを済ませ、昼と夜は麺類や丼もので軽く流します。ここでのコツは、手の込んだ仕込みをしないこと。冷凍のごちそうを冷凍庫に控えさせておく、飲み物を冷やしておく、果物を切っておく。その程度の「仕込まない仕込み」で十分です。

中日:メインイベントの日。夜にごちそうを解禁する

連休の真ん中は、疲れもなく気持ちにも余裕がある日。ここに主役の1食を置きます。昼は簡単に済ませて、夕方から食卓の演出をはじめ、夜は家族みんなでごちそうを囲む。伊勢海老(イセエビ)やオマール海老のような姿の立派な主役が一皿あると、テーブルに置いた瞬間に歓声があがり、連休のハイライトがこの夜になります。

最終日:リセットの日。台所を休ませる

最終日は翌日からの日常(あるいはお盆の帰省)に備える日。昼は前日の残りや買い置きで済ませ、夜は温めるだけ・盛るだけの軽めの一食にして、台所仕事を最小限にします。連休最後の夜に台所が片付いていると、翌朝の気持ちがまったく違います。

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中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

この「9食問題」、本当に切実なんですよね…。私も以前は連休のたびに三食フル稼働で、連休明けのほうが疲れてるという本末転倒ぶりでした(笑)。「がんばるのは中日の夜だけ」って決めてからは、連休がちゃんと休みになりました。主役の1食が豪華だと、他の食事が簡単でも誰も文句を言わないんですよ。

火を使わない・使いすぎない夏のごちそうの選び方

真夏の台所は、コンロの前に立つだけで汗だくになります。おうち避暑のごちそうは、「火を使わない」か「短時間の温めだけ」で完成するものを選ぶのが鉄則です。3つの方向性で考えると選びやすくなります。

選び方1:切って盛るだけの「冷たい主役」

お刺身やカルパッチョは、火をいっさい使わずに食卓の主役になれる存在です。ガラスの大皿に氷を敷いて盛り付ければ、見た目の涼しさも満点。なかでも伊勢海老(イセエビ)のお刺身は、透き通った身の甘みとプリッとした食感が別格で、「家でこれが食べられるの?」という驚きまで演出できます。

選び方2:温めるだけで完成する「本格派」

オーブンやトースターで数分温めるだけで完成する調理済みのごちそうは、夏の連休の強い味方です。たとえばオマール海老のテルミドールは、殻ごとソースとチーズをまとった姿がそのまま主役になる一皿。調理済みを急速凍結したものなら、揚げる・焼くといった本格調理は不要で、台所に立つ時間は数分で済みます。ごはんが進むガーリックシュリンプも、フライパンでさっと温めるだけの手軽さです。

選び方3:冷やしたままおいしい「常備の前菜」

洋風の南蛮漬けともいわれるエスカベッシュや、前菜の定番テリーヌは、冷たいままでおいしいのが持ち味です。冷蔵庫で解凍しておけば、食べたいときに盛り付けるだけ。昼下がりに冷えた白ワインと合わせれば、家のリビングが高原のレストランに早変わりします。

中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

スタッフとしてひとつ補足すると、冷凍のごちそうって「解凍の計画」だけ立てておくのがコツなんです。お刺身系は食べる半日前に冷蔵庫へ、温める系は凍ったまま調理でOK、みたいに商品ごとにベストが違うので、届いたら同梱の案内を最初にチェックしてみてください。連休前に冷凍庫の空きを作っておくのもお忘れなく(笑)。

外の気分も欲しい日は、朝夕の涼しい時間に自宅海鮮BBQ

3日間ずっと室内では、さすがに外の空気も恋しくなります。そんな日は、遠出せずに「庭・ベランダ・ホットプレート」で楽しむ自宅BBQがちょうどいい落としどころです。ポイントは時間帯と食材にあります。

時間帯は「朝」か「夕暮れ」にずらす

真夏の日中に炭火の前に立つのは、正直おすすめできません。狙い目は、まだ空気が涼しい朝の時間帯か、日が傾いてからの夕暮れです。朝BBQはパンとソーセージと海老だけでも特別な朝食になりますし、夕暮れBBQはそのまま晩酌に移行できるのが大人の楽しみ。日中は室内で涼み、朝夕だけ外に出る。これは避暑地の過ごし方そのものです。

場所がなければホットプレートで「室内BBQ」

庭やベランダが使えなくても、あきらめる必要はありません。ホットプレートを食卓の真ん中に置けば、涼しい部屋の中で焼きたてを楽しむ「エアコンの効いたBBQ」が成立します。煙が気になる海鮮は、アルミホイルを敷いて蒸し焼きにすると扱いやすくなります。

山の日に海の幸?実は理にかなっています

「山の日に海鮮BBQでいいの?」と思うかもしれませんが、前述のとおり、山の養分が川を通じて海を育てているとされています。つまり海の幸は、めぐりめぐって山の恵みでもあるわけです。殻付きの海老やホタテを網にのせれば、見た目の豪華さは肉の比ではありません。プリッとした海老が焼き上がる香りは、それだけで連休のごちそうです。家族で「山と海はつながってるんだって」と話しながら囲む網は、山の日らしい食卓だといえるのではないでしょうか。

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中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

去年の山の日は、夕方からベランダでミニBBQをしました。うちの子たち、海老の殻むきに大苦戦しながらも「自分でむいたのが一番おいしい!」って大盛り上がり(笑)。日が落ちて風が出てくると意外と涼しくて、夫と「これで渋滞ゼロだもんね」と乾杯しました。あの手軽さを知ると、もう真夏の遠出には戻れません…。

よくある質問|山の日と夏の三連休の過ごし方

Q1. 山の日はいつですか?なぜ8月11日なのですか?

A. 山の日は毎年8月11日の国民の祝日です。お盆休みと合わせて連休を取りやすい8月に置かれたという経緯が知られており、漢字の「八」が山の形に、「11」が並び立つ木々に見えることから8月11日がふさわしいという説もあるとされています。

Q2. 山の日はいつから始まった祝日ですか?

A. 2014年に法律が制定され、2016年から施行された比較的新しい国民の祝日です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことが趣旨とされています。1996年施行の海の日と対になる、自然への感謝をテーマにした祝日です。

Q3. 山の日は何をする日ですか?登山をしないと意味がないですか?

A. 登山やハイキングだけが山の日の過ごし方ではありません。趣旨は「山の恩恵に感謝する」こととされており、山が育てた水や食材のありがたさを思いながら家族で食卓を囲むことも、立派な山の日の過ごし方です。猛暑の時期なので、無理のない楽しみ方を選ぶのがおすすめです。

Q4. 三連休のご飯を考えるのが憂鬱です。どう組み立てればいいですか?

A. 3日間・計9食をすべてがんばろうとせず、「主役の1食」を連休中日の夜に決めて、残りは麺類・丼もの・温めるだけの食事で力を抜くメリハリ型がおすすめです。主役の1食が豪華だと連休全体の満足度が上がり、台所に立つ人もきちんと休めます。

Q5. 猛暑の日に火を使わずに食卓を豪華にするには?

A. 切って盛るだけのお刺身やカルパッチョ、冷たいままおいしいテリーヌやエスカベッシュ、数分の温めだけで完成する調理済みのテルミドールなどを組み合わせる方法があります。伊勢海老(イセエビ)のお刺身のように姿の美しい一皿があると、火を使わなくても食卓の主役が決まります。

Q6. 夏の自宅BBQを快適にやるコツはありますか?

A. 日中を避けて、涼しい朝か夕暮れに時間帯をずらすのが最大のコツです。庭やベランダが使えない場合は、エアコンの効いた室内でホットプレートを使う方法もあります。殻付きの海老やホタテなど海鮮を主役にすると、少ない品数でも見た目が豪華になります。

Q7. 冷凍のごちそうは連休のいつまでに注文すればいいですか?

A. 連休直前は配送が混み合うことがあるため、遅くとも1週間前までの注文がおすすめです。あわせて、届く前に冷凍庫のスペースを空けておくと受け取りがスムーズです。日時指定ができる通販なら、連休初日に受け取って中日の夜に楽しむ計画が立てやすくなります。

Q8. ごちそう本舗の商品は夏の三連休に向いていますか?

A. 向いています。ホテルやレストランにも卸している業務用品質のごちそうを、調理済み・急速凍結の状態でお届けするため、暑い日でも数分の温めだけで主役級の一皿が完成します。伊勢海老(イセエビ)のお刺身からオマール海老のテルミドール、BBQ向けの海鮮セットまで、全国送料無料・日時指定OKの冷凍便でお届けします(北海道・沖縄・離島は別途送料)。

中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

Q7の「いつまでに注文?」は、私からも強くお伝えしたいところです!連休直前って冷凍庫がパンパンになりがちなので、アイスの整理も含めて(笑)、1週間前には空きを作っておくのがおすすめ。届いた瞬間から連休が始まるみたいで、ちょっとワクワクしますよ。

まとめ|山の日は「出かけない贅沢」で、山の恵みに感謝する

山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨とする祝日とされています。感謝のかたちは登山だけではありません。山が育てた水と食材の恵みを、涼しい家でゆっくり味わうことも、この祝日らしい過ごし方のひとつです。

猛暑の三連休は、渋滞と人混みに体力を使うより、家をいちばん涼しい避暑地に変えてしまいましょう。がんばるのは中日の夜の1食だけ。伊勢海老(イセエビ)のお刺身やオマール海老のテルミドールのような主役級の一皿は、温めるだけ・盛るだけで食卓を旅先の夜に変えてくれます。のし・ラッピング無料、全国送料無料、日時指定OK。この夏の三連休は、「出かけない贅沢」を試してみませんか。

中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

連休の思い出って、遠くに行った距離じゃなくて、食卓の記憶で決まる気がするんです。うちの子たちも「海老の殻むき大会した日」はずっと覚えてますから(笑)。あなたのおうちの三連休が、涼しくておいしい3日間になりますように!

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