クリスマスの献立|家族が歓声をあげるメイン+副菜の組み立て

クリスマスの献立を考え始めると、毎年同じ壁に当たります。「メインはチキンとして、あとは何を並べれば様になるんだろう」。ポテト、サラダ、ケーキ…と挙げていくうちに、去年とまったく同じ食卓が出来上がってしまう。子どもたちの「わあ!」という歓声も、心なしか年々小さくなっていく気がする。そんな心当たりはないでしょうか。

先に結論をお伝えします。クリスマスの献立は「主役・副菜とスープ・主食・デザート」の4つの枠で組み立てると迷いません。そして食卓の空気を一変させたいなら、主役をチキンから海老に替えてみてください。殻ごと焼き上げた海老のテルミドールをテーブルの中央に置いた瞬間、家族の歓声のボリュームが変わります。

本記事では、ホテルやレストランの婚礼・パーティー料理を手がけてきたごちそう本舗の視点から、献立の4枠の考え方、チキン一辺倒から抜け出す主役の選び方、子どもの年齢別の献立モデル、前日までの準備と当日の段取り、歓声を最大化する盛り付けまで、家族のクリスマスの食卓を順番に設計していきます。

この記事でわかること

  • クリスマスの献立を「4つの枠」で組み立てる基本の考え方
  • チキン一辺倒から抜け出す、主役のメインの選び方
  • 子どもの年齢別・クリスマス献立モデル3パターン
  • 赤・緑・白のクリスマスカラーで選ぶ副菜とスープ
  • 前日までの準備と当日の段取り(共働き家庭対応)
  • 家族の歓声を最大化する盛り付けと食卓演出のコツ
中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

こんにちは、ごちそう本舗の中山です!わが家も12月に入ると、子どもたちの「今年のクリスマス何食べるの?」攻撃が始まります(笑)。数年前まではチキン一択だったんですが、思い切って主役を海老に替えた年、テーブルに置いた瞬間の歓声が明らかに違ったんです。今日はその献立の組み立てを、失敗談もあわせてお話ししますね。

クリスマスの献立の基本|「4つの枠」で考えると迷わない

クリスマスの献立が毎年ぼんやりしてしまう原因は、料理を1品ずつバラバラに考えるからです。先に枠を決めて、そこに料理を当てはめていきましょう。枠は4つだけです。

役割
主役(1品) 食卓の中心。歓声はここで決まる 海老のテルミドール、ローストチキン
副菜・スープ(2〜3品) 彩りとバランスの担当 リースサラダ、ポタージュ、温野菜
主食(1品) 子どもの満腹担当 バターライス、パン、ピラフ
デザート 締めのお楽しみ クリスマスケーキ、フルーツ

全部で5〜6品あれば、食卓は十分に豪華に見えます。大事なのは品数を増やすことではなく、枠ごとの配役をはっきりさせること。特に主役を何にするかで、残りの枠の中身はほぼ自動的に決まります。だからこそ、献立づくりで最初に考えるべきは主役です。

毎年チキンでいい?「チキン一辺倒」を卒業するという選択肢

日本のクリスマスにチキンが定着したのは、欧米の七面鳥の習慣が形を変えて広まったものとされています。定番には定番の良さがあり、チキンを否定する必要はまったくありません。

ただ、毎年同じ主役だと、食卓の「初見のインパクト」は確実に薄れていきます。大人は内心少し飽きていて、子どもの歓声も1年ごとに小さくなる。献立で悩む本当の理由は、副菜のレパートリー不足ではなく、主役がマンネリしていることだったりします。

解決策は2つあります。ひとつは、主役を思い切って交代させること。もうひとつは、チキンを唐揚げや小ぶりなローストレッグとして「強い脇役」に回し、主役の座だけを新しい一皿に譲ることです。チキンを楽しみにしている子どもがいる家庭なら、後者から始めるのが安全です。

では、新しい主役の条件とは何でしょうか。①テーブルに置いた瞬間のインパクトがあること、②子どもでも食べやすいこと、③親の手間が増えないこと。この3つを同時に満たす筆頭が、海老のテルミドールです。次章で詳しく見ていきます。

中山まほ

ごちそう本舗
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うちの上の子、ある年のクリスマスに「今年もチキンかぁ」って言ったんです。あの「かぁ」が地味にショックで(笑)。子どもって正直ですよね。翌年、主役だけ海老に替えて唐揚げは脇役で残したら、どっちも大喜び。主役交代って、全とっかえじゃなくていいんだと学びました。

主役は海老という新定番|家族が歓声をあげるメインの条件

条件1:置いた瞬間のインパクト

テルミドールは、海老の身をほぐして濃厚なソースと合わせ、殻に戻してチーズごと焼き上げるフランス料理です。半身の殻がそのまま器になった姿は、大皿にのせて運んだ瞬間に「なにこれ!」の声があがります。チキンでは出せない、非日常の主役感です。テルミドールという料理の正体はこちらの解説記事で詳しく紹介しています。

条件2:子どもが食べやすい

見た目は豪華でも、中身は「ほぐした海老の身にソースとチーズ」。子どもから見れば大好きなグラタンの延長線上にあり、殻を割る手間も骨もありません。スプーンですくって食べられるので、小さな子でも自分の力で完食できます。骨付きチキンのように親が切り分けに追われることもなくなります。

条件3:親の手間が増えない

ごちそう本舗のテルミドールは、調理済みの状態で急速凍結してお届けします。当日はオーブントースターや電子レンジで温めるだけ。もともとホテルの結婚式で供されてきた婚礼料理の流れをくむ一皿で、現在もホテルやレストランに卸している業務用品質のものを、自社工場で1尾ずつ手作りし、3段階の検査を経て出荷しています。「結婚式の料理がうちに来た」という物語ごと食卓に出せるのも、この主役の強みです。

家族の人数分をまとめて用意するなら、テルミドールを軸にした家族向けのディナーセットが便利です。祖父母も一緒の食卓なら、伊勢海老(イセエビ)のテルミドールを選ぶと、年配世代の「豪華だねえ」まで引き出せます。

中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

テルミドールって名前は大人っぽいんですけど、子どもから見ると「チーズがのった海老グラタン」なんですよね(笑)。うちの下の子は殻をお皿にしてスプーンですくうのがお気に入りで、「海老のおうちごと食べていい?」って毎回聞いてきます。あの食べている間の静けさ、作った側としては最高のほめ言葉です。

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年齢別・クリスマスの献立モデル3パターン

同じ「家族のクリスマス」でも、子どもの年齢によって最適な献立は変わります。3つのモデルを用意しました。

モデル1:未就学児のいる家庭|「食べやすさ」最優先

夕食の時間はいつもどおり18時前後に。主役はスプーンで食べられるテルミドール、副菜はコーンポタージュと、ブロッコリー+ミニトマトのツリー盛り、主食は星形に抜いたバターライスがおすすめです。手づかみや取り分けで親が忙しくならない構成にしておくと、家族全員が同じテーブルで「いただきます」ができます。

モデル2:小学生のいる家庭|「参加」で盛り上げる

小学生は、食べるだけでなく「作る側」に回したい年頃です。リースサラダの飾り付け、ナフキンのセット、乾杯ジュースの担当などを任せましょう。献立は主役のテルミドールに、強い脇役の唐揚げ、ミネストローネ、パンを合わせたボリューム重視の構成。自分が仕上げたサラダがテーブルに並ぶと、野菜の減りが早くなるのは不思議なところです。

モデル3:祖父母も一緒の三世代|和洋ミックスで全員に主役を

洋食一辺倒だと、年配世代の箸が進まないことがあります。テルミドールを主役にしつつ、お刺身や茶碗蒸しなど和の一品を1〜2品加えた和洋ミックスが正解です。主役を伊勢海老(イセエビ)にすれば、和洋どちらの食卓にも自然になじみます。量より品数を少しずつ、が三世代の食卓を回すコツです。

副菜・スープ・主食は「赤・緑・白」で選ぶ

主役が決まれば、残りの枠は色で選ぶだけです。合言葉はクリスマスカラーの赤・緑・白。この3色が食卓にそろっていれば、特別なレシピを使わなくても全体がクリスマスの絵になります。

食材の例 料理の例
ミニトマト、パプリカ、いちご リースサラダの飾り、トマトのマリネ
ブロッコリー、ベビーリーフ、ほうれん草 ツリー盛り温野菜、グリーンサラダ
じゃがいも、カリフラワー、モッツァレラ ポタージュ、マッシュポテト

定番の組み合わせは、リースサラダ(緑+赤)、コーンポタージュやカリフラワーのポタージュ(白)、ブロッコリーのツリー盛り(緑)。主食は星形に抜いたバターライスや、リング状に盛ったピラフが子どもに人気です。

注意点はひとつだけ。主役のテルミドールにはソースとチーズのしっかりしたコクがあるので、副菜は油を控えた軽いものに寄せるとバランスが取れます。ドレッシングを酸味のあるタイプにすると、食卓全体が重くなりません。

中山まほ

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副菜まで凝ろうとすると当日破綻するので、わが家は「見立て」に全振りです(笑)。ブロッコリーをツリーっぽく積んで、粉チーズを雪みたいに振るだけ。それだけで子どもたちは大盛り上がりなので、「副菜は頑張らない」って決めています。

前日までの準備と当日の段取り|共働きでも19時に間に合う

12月24日・25日は平日に当たる年も多く、共働き家庭にとっては「仕事から帰ってきてからが本番」です。前日までにどれだけ作業を移しておけるかで、当日の余裕が決まります。

タイミング やること
1週間前まで 主役のごちそうを注文(日時指定)。ケーキを予約。冷凍庫の空きを確保
前日 スープを仕込む。サラダ野菜の下準備。冷凍のメインを冷蔵庫へ移して解凍開始(商品の案内に従う)
当日朝 米の準備。部屋の飾り付けは子どもに任せる
帰宅後18:00 スープを温め直す。サラダを子どもと一緒に盛る
18:30 メインを温める。ごはん・パンの仕上げ
19:00 乾杯

このスケジュールが成立する最大の理由は、いちばん重いはずの主役が「温めるだけ」だからです。逆に主役の枠に本格調理を残すと、親がキッチンから出られなくなります。なお12月後半は冷凍便の配送が混み合うため、日時指定の注文は早めに済ませておきましょう。作り置きを軸にしたおもてなしの段取りは簡単おもてなし料理の記事でも詳しく解説しています。

中山まほ

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共働きだと、24日って普通に仕事なんですよね…。「凝るのは前日まで、当日は温めて並べるだけ」と決めてから、やっとクリスマスの夜に私自身が食卓に座っていられるようになりました。親が席にいるだけで、子どもってすごく嬉しそうなんですよ。

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歓声を最大化する盛り付けと食卓の演出

同じ献立でも、出し方ひとつで歓声の大きさは変わります。仕上げに4つのコツを押さえましょう。

主役は「あとから登場」させる

料理をすべて並べてから家族を呼ぶのではなく、副菜と主食を並べて全員が席についたあとに、主役の大皿を運びます。登場の瞬間をつくるだけで、拍手と歓声が起きる食卓になります。

盛り付けは「大皿中央主義」

主役はテーブルの中央にどんと置き、副菜はその周りを囲むように配置します。中心が決まっていると食卓全体が一枚の絵になり、写真映えも段違いです。

子どもに役割を渡す

飾り付け係、ナフキン係、写真係。役割をもらった子どもにとって、その食卓は「自分が作ったクリスマス」になります。歓声も食欲も、参加した分だけ大きくなります。キャンドルの火の扱いだけは、必ず大人が担当してください。

写真は「いただきます」の前に

食べ始めてからでは、きれいな食卓は二度と戻りません。乾杯の直前に1分だけ写真タイムを設けるのがおすすめです。照明を一段落とすと、キャンドルと料理がいっそう映えます。

大人数を招く日の組み立てはホームパーティーの料理・メニュー決定版も参考にしてください。

よくある質問|家族のクリスマスの献立

Q1. クリスマスの献立は何品用意すればいいですか?

A. 主役1品、副菜・スープ2〜3品、主食1品、デザートの合計5〜6品が目安です。品数を増やすより、主役・副菜・主食・デザートという枠ごとの配役をはっきりさせるほうが、食卓は豪華に見えます。主役さえ決まれば、残りは彩りで選ぶだけです。

Q2. チキンなしでもクリスマスらしくなりますか?

A. なります。殻ごと焼き上げた海老のテルミドールのように見た目に主役感のある一皿を中央に置き、副菜を赤・緑・白のクリスマスカラーでそろえれば、チキンがなくても食卓は十分にクリスマスの絵になります。不安なら、唐揚げなどのチキン料理を脇役として残す方法もあります。

Q3. 子どもでも食べやすい海老料理はありますか?

A. テルミドールがおすすめです。ほぐした海老の身をソースとチーズと合わせて殻ごと焼き上げた料理で、子どもから見ればグラタンの延長線上の味わいです。殻がそのまま器になっているのでスプーンですくって食べられ、殻をむく手間も骨もありません。

Q4. クリスマスの副菜で前日までに作り置きできるものはありますか?

A. ポタージュやミネストローネなどのスープ類、トマトやパプリカのマリネは前日に作って冷蔵しておけます。サラダは野菜を洗って水気を切るところまで前日に済ませ、当日は盛り付けだけにするのがコツです。当日に残す作業を「温める・盛る」だけにしておくと失敗しません。

Q5. 共働きで当日は時間がありません。どう段取りすればいいですか?

A. 1週間前までに主役のごちそうを日時指定で注文し、前日にスープの仕込みと冷凍メインの解凍開始まで済ませておけば、帰宅後の作業は温めと盛り付けだけです。18時に帰宅しても19時の乾杯に間に合います。ケーキは予約して受け取るだけにしておきましょう。

Q6. 冷凍で届いたメインはいつ解凍・温めればいいですか?

A. 商品に同梱されている案内に従うのが基本です。多くの場合は前日に冷蔵庫へ移してゆっくり解凍し、食べる直前にオーブントースターや電子レンジで温めます。当日の常温解凍は品質が落ちやすいので避けてください。届く前日までに冷凍庫と冷蔵庫の空きを確保しておくと安心です。

Q7. クリスマスケーキは手作りと購入どちらがいいですか?

A. 食事の献立に手をかける分、ケーキは予約購入がおすすめです。どうしても手作りの要素を入れたいなら、市販のスポンジに子どもとフルーツを飾るだけの「半手作り」が、当日の負担と楽しさのバランスが良い方法です。人気店のケーキは早めに予約が埋まる点にご注意ください。

Q8. 祖父母も一緒のクリスマスの献立はどう考えればいいですか?

A. 洋食一辺倒にせず、お刺身や茶碗蒸しなど和の一品を加えた和洋ミックスにするのがおすすめです。主役を伊勢海老(イセエビ)のテルミドールにすると和洋どちらの食卓にもなじみ、年配世代にも喜ばれます。量は控えめに品数を少しずつ、やわらかい料理を意識すると全員が楽しめます。

中山まほ

ごちそう本舗
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Q2の「チキンなしで大丈夫?」、本当によく聞かれます。最初の年からゼロにする勇気はいらないと思いますよ!わが家も1年目は唐揚げを残して主役だけ交代しました。子どもたちが海老に夢中になるのを見届けてから、少しずつ食卓を進化させていけば大丈夫です。

まとめ|主役が替われば、クリスマスの食卓は生まれ変わる

クリスマスの献立は、主役・副菜とスープ・主食・デザートの4つの枠で考えれば迷いません。主役をチキンから海老のテルミドールに替え、副菜は赤・緑・白のクリスマスカラーで軽くそろえる。仕込みは前日までに済ませ、当日は温めて並べるだけ。この組み立てなら、共働きの平日でも、家族全員がそろって19時に乾杯できます。

ごちそう本舗のテルミドールは、ホテルの結婚式で供されてきた婚礼料理の流れをくむ一皿です。現在もホテルやレストランに卸している業務用品質のものを、自社工場で1尾ずつ手作りし、3段階の検査を経てお届けしています。のし・ラッピング無料、全国送料無料、日時指定OK。今年は「今年もチキンかぁ」を、「なにこれー!」に変えてみませんか。

中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

献立って、家族への手紙みたいなものだと思うんです。「今年も一緒に楽しもうね」っていう。主役の一皿が変わるだけで、その手紙の書き出しが新しくなる感じがします。あなたのおうちのクリスマスが、歓声いっぱいの夜になりますように!

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「今年もチキンかぁ」を、
「なにこれー!」に変える。

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