クリスマスのテーブルコーディネート|色・クロス・キャンドルで整える食卓

クリスマスのテーブルコーディネート|色・クロス・キャンドルで整える食卓

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クリスマスの食卓は、料理が決まっても、テーブルがふだんのままだと少しさびしく見えるものです。逆に、クロスを替えてキャンドルを1本灯すだけで、同じ料理が特別な一皿に見えてきます。

ただ、飾りを足しすぎると、料理を置く場所がなくなります。向かいの人の顔が見えなくなることもあります。クリスマスのテーブルコーディネートは、少ない色と少ない小物で整えるのが基本です。料理が主役に見える環境を作る作業だと考えると、進めやすいでしょう。

ここでは、色の決め方、クロスとランナー、キャンドルと照明、花やグリーンの置き方、人数別の配置を順に整理しました。最後に、食卓の真ん中に置く主役の考え方も紹介します。お皿の上の盛り付けは、クリスマスの盛り付けで扱っているので、ここでは卓上全体の整え方に絞ります。

この記事の要点

  • 最初に決めるのは色。赤・緑・白・金から1つ選び、足す色は2色までにすると整う
  • クロスとランナーは、料理の色を引き立てる落ち着いた色を下地にする
  • キャンドルは、火のそばに燃えやすい物を置かず、その場を離れないのが基本
  • 花やグリーンは低めにして、向かいの人の顔と料理の香りをじゃましない
  • 1人分の場所は、幅約60cm、奥行約40cmを確保する
  • 真ん中に置く主役の料理が決まると、飾りの量も自然に決まる
中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

テーブルは、飾りを足すより引くほうが整います。迷ったら、小物をひとつ下げてみてください。料理を置いたときに、皿の周りがすっきり見えるはずです。

先に決めるのは色|赤・緑・白・金の意味

テーブルコーディネートで最初に決めたいのは、色です。クロスも皿も飾りも、色の方針が決まっていれば、迷う時間が短くなります。

クリスマスカラーの基本は、赤、緑、白、金の4色です。それぞれに、由来となる意味があります。赤はキリストが流した血の色で、深い愛を表すとされます。緑は冬でも葉を落とさないモミやヒイラギの色で、永遠の命の象徴です。白は純潔、金は誕生を導いたと伝わる星の色で、希望や光にたとえられます。

色の数を減らすほど、料理の色が目立つようになります。海老のテルミドールは、殻の赤とチーズの焼き色、パセリの緑と、すでに何色かがそろった料理です。皿の周りを白や生成りでまとめれば、料理そのものが飾りとして働いてくれます。

意味を知っておくと、色の選び方に理由が生まれます。たとえば、家族への愛情を伝えたい日は赤を主役にします。静かに祝いたい夜なら、白と金が中心でも似合うでしょう。気持ちに合わせて決められるのが、意味を知る利点です。

実際に組み合わせるときは、ベースにする色を1つ決め、そこへ足す色を2色までにします。4色すべてを同じ量で使うと、にぎやかすぎる印象になりやすいからです。赤と白をベースにして、金を少しだけ添えると、落ち着いたクリスマスらしさが出ます。

緑は、小物や植物で入れる方法が扱いやすいでしょう。クロスを緑にすると、料理の色が沈んで見えることがあります。モミの枝やリースのような植物の緑なら、テーブルの端に置くだけで、季節感が足せます。

白い食器を使う家庭が多いので、色の方針は、ふだんの皿を基準に考えるのが現実的です。新しい皿を買い足さなくても、クロスとナプキンの色を変えるだけで、十分にクリスマスらしくなります。

色を決めるときは、使う皿の色も一緒に確かめます。白い皿なら、どんな色のクロスにも合わせやすいです。柄のある皿を使うなら、クロスは無地にして、色数が増えないようにします。

テーブルクロスとランナーの選び方

色が決まったら、下地になるクロスとランナーを選びます。クロスはテーブル全体の印象を決める、いちばん面積の大きい布です。

はじめてなら、白か生成りのクロスに、赤か緑のランナーを重ねる組み合わせが失敗しません。白いクロスは料理の色を引き立て、ランナーの色がクリスマスの合図になります。ランナーだけなら、ふだんのテーブルに布を1枚敷くだけで済むため、準備も片付けも短い時間で終わります。

ランナーの長さは、テーブルの端から左右に20〜30cmほど垂らすときれいに見えるといわれます。テーブルの長さに40〜60cm足したサイズが目安です。小さな子どもが布の端を引っぱりそうな家庭では、テーブルより短いものを選ぶと安心です。

組み合わせ 印象 向いている場面
白のクロス+赤のランナー 定番で華やか 家族でにぎやかに祝う食卓
白のクロス+緑のランナー 落ち着いた自然な雰囲気 植物の飾りを多めに使う食卓
生成りのクロス+金のランナー 大人っぽく上品 ふたりで静かに過ごす夜
無地の濃い色のクロス 引き締まって見える キャンドルの光を生かしたい食卓

クロスの上に敷くランチョンマットやプレースマットは、金や銀の素材を選ぶと、光を反射して食卓が明るく見えます。ただし、マットの色まで増やすとまとまりが悪くなるため、ランナーと同じ色の濃淡でそろえるのが無難です。

ナプキンは、ランナーと同じ色か、白で合わせると失敗しません。グラスの上に立てたり、皿の上に置いたりするだけでも、席ごとの華やかさが変わります。折り方に自信がなければ、ゆるく丸めてリボンで留めるだけで形になります。

布の素材も、仕上がりを左右します。光沢のあるサテンは華やかですが、料理の汁がはねると目立ちます。綿やリネンのような落ち着いた素材のほうが、家庭の食卓には使いやすいでしょう。

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中山まほ

ごちそう本舗
中山まほ

クロスは、白がいちばん使いやすい下地です。料理の赤やチーズの焼き色が、そのまま食卓の彩りになってくれます。

キャンドルと照明の使い方

夜のクリスマスの食卓では、光の使い方が雰囲気を大きく左右します。天井の照明を少し落として、手元にキャンドルの灯りがあるだけで、同じ部屋とは思えない落ち着きが生まれます。

キャンドルは、高さをそろえずに、大小を3つほど組み合わせて置くと、動きのある配置になります。テーブルの中央に一列に並べるより、少しずらして置いたほうが、立体感が出ます。香りつきのキャンドルは、料理の香りとぶつかりやすいため、食卓では無香のものを選ぶと安心です。

火を使う飾りですから、安全の確認が欠かせません。東京都の資料では、火をつけたらその場を離れないよう呼びかけています。使い終わったときは、火が完全に消えたのを確かめてから離れます。周りに燃えやすい物を置かないことも基本です。

具体的には、次の点に気をつけましょう。

  • ナプキンやランナーの端、モミの枝、紙の飾りを、炎の近くに置かない
  • 重心が低く、倒れにくい燭台を、平らな場所に置く
  • 窓を閉め、風や振動で倒れないようにする
  • 小さな子どもやペットが、炎に手を伸ばせない位置に置く

燭台の水けも要注意です。濡れた燭台にろうそくを立てると、燃え方が不安定になる実験結果が紹介されています。洗った燭台は、よく乾かしてから使います。

点灯するのは、食事を始める少し前からが目安です。乾杯のときに灯りがそろっていると、食卓の空気が切り替わります。食後は、片付けに入る前にキャンドルを消しておけば、うっかり倒す心配も減ります。

火の扱いが心配な家庭では、電池式のLEDキャンドルも選べます。炎のゆらぎを再現したものなら、写真に残したときの雰囲気も十分です。小さな子どもや高齢の家族がいる食卓では、LEDキャンドルを使うほうが安心でしょう。

キャンドルの数は、テーブルの広さに合わせます。4人掛けなら、大小を合わせて3本ほどで足りるでしょう。数を増やしすぎると、皿の周りが窮屈になります。まずは少なめに置いて、足りなければ足す順番が安心です。

照明は、手元が暗くなりすぎないように調整します。料理の色が見えないと、せっかくのごちそうが映えません。天井の照明を完全に消さず、暗めの段階で点けておけば、キャンドルとの両立ができます。

花・グリーン・オーナメントの置き方

花やグリーンは、食卓の季節感を手軽に足せる飾りです。ただし、置き方を間違えると、食事のじゃまになってしまいます。

まず高さです。座った人の目線は、テーブルから少し上の位置にあります。背の高い花を中央に置くと、向かいの人の顔が隠れて、会話がしにくくなります。花の高さは低めに抑え、座って確かめてから決めると失敗しません。

次に香りです。香りの強い花は、料理の香りと混ざりやすい飾りです。食卓に置くなら、香りの少ない花を選ぶのが無難でしょう。造花やドライのリースなら、香りの心配がなく、使い回しもできます。

モミの枝や松ぼっくりのようなグリーンは、テーブルの中央に一列に置くと、森の小道のような雰囲気になります。そこへ、金や赤のオーナメントを2〜3個だけ散らします。飾りの量は、皿やグラスを置いてもまだ余白が残る程度が目安です。

小さなオーナメントは、手の届く場所に置くと、小さな子どもが口に入れる心配があります。子どもがいる家庭では、大きめで割れにくいものを選び、皿から離して置くのがよいでしょう。

グリーンの水やりも、見落としがちな点です。生のモミやヒイラギは、数日たつと葉が乾いてきます。前日に買って、当日の昼に飾ると、きれいな状態で食卓を迎えられます。

もうひとつ意識したいのが、料理を置く場所です。クリスマスの食卓では、メインの皿のほかに、取り皿やパンの皿も並びます。飾りの置き場所は、料理と取り皿を並べても余白が残る範囲にとどめると、窮屈になりません。

人数別の配置|2人・4人・6人

テーブルの広さと人数によって、飾りの置き方は変わります。1人分の場所は、幅約60cm、奥行約40cmが最低限の目安とされています。大きめの皿を使う日は、さらに余裕を見ておくと安心です。

人数 テーブルの目安 飾りの置き方
2人 向かい合わせか、角を挟んだ席 中央に低い飾りを1つ。席の間を空ける
4人 幅120cm×奥行80cm以上 中央に細長く並べ、両端に皿のスペースを残す
6人 幅180cm×奥行80cm以上 中央の飾りを細くして、取り皿や大皿の場所を空ける

ふたりの食卓では、向かい合わせに座ると、中央の飾りが視線をさえぎりやすくなります。小さな花やキャンドルを1つだけ置いて、あとは余白を生かします。角を挟んで座る形にすると、距離が近くなり、会話もしやすいでしょう。

席の並びも、見た目に影響します。向かい合わせの席は、中央の飾りを低くすると会話が楽です。長辺に並んで座る形なら、飾りは細長くして、端まで届かせると安定して見えます。

4人の食卓は、家族で囲む形です。子どもがいる場合、グラスの置き場所や、取り皿を並べるスペースを先に考えておきます。中央の飾りは、細長いグリーンのラインにして、両側に皿が置けるようにします。

テーブルが足りないときは、サイドテーブルや椅子の上に、飲みものや取り皿を移すのもひとつの手です。卓上に置く物が減るぶん、飾りと料理の場所を確保できます。ワゴンがあれば、デザートとコーヒーの準備もまとめて置けて便利です。

6人以上になると、テーブルの広さが限られるため、飾りは最小限にします。大皿を中央に置く場合は、花やキャンドルを端に寄せます。席の順番は、親しい人と隣り合わせになるように、事前に決めておくと、当日に迷いません。

コース料理のマナーの考え方は、フレンチとイタリアンの違いでも紹介しています。皿の周りの配置を決めるときに、あわせて読んでおくと安心です。

お客様の食卓

お客様からお寄せいただいた、ご自宅の食卓の写真です。

ご家族3人で乾杯するテーブルに並んだテルミドール
ご家族3人で乾杯するテーブルに並んだテルミドール
テルミドールをサラダと一緒に盛り付けた一皿
テルミドールをサラダと一緒に盛り付けた一皿
ご家族で囲む、テルミドールとサラダの一皿
ご家族で囲む、テルミドールとサラダの一皿

真ん中に置く主役|食卓の真ん中にはチキンよりテルミドール

飾りを整えたあと、いちばん目を引くのが、食卓の真ん中に来る主役の料理です。色や小物を足しても、主役がはっきりしていないと、テーブルがまとまって見えません。

食卓の真ん中には、チキンよりテルミドールを置くという選び方があります。骨付きのチキンは、切り分ける作業がテーブルの上で必要になり、飾りの置き場所を取ってしまうのが難点です。テルミドールは焼いてそのまま、ひとり1皿で出せます。テーブルの配置を崩さずに済むのが利点です。

加熱した海老やロブスターの殻は、赤くなります。生のときは暗い色をしている殻が、熱を通すと本来の赤い色を出すためです。この赤は、クリスマスカラーの赤と重なり、焼き色のついたチーズが金色に近い色を添えます。飾りを足さなくても、料理そのものがテーブルの彩りになるわけです。

ごちそう本舗のオマール海老のテルミドールは、ハーフが2食入ったセットです。温めるだけで食卓に出せるので、キャンドルの準備や花の飾り付けに時間を回せます。解凍して、オーブントースターで180〜200℃、約10〜15分焼くのが目安です。

ふたりで主菜から副菜まで揃えたい日は、ハッピーディナーセットも候補になります。オマール海老のテルミドール、チキンのカチャトーラ、ミネストローネが2食ずつ入った、イタリアンテイストのセットです。トマトの赤い色が加わり、クリスマスカラーがさらに引き立ちます。

主役の選び方そのものを知りたいときは、クリスマスのメインをチキン以外にするをどうぞ。テルミドールを軸にした献立の組み立ては、テルミドールに合う献立・付け合わせで整理しています。

おうちをレストランのように見せる設計全体は、おうちレストランの作り方が参考になります。

ハッピーディナーセット オマール海老(ロブスター)のテルミドール&チキンのカチャトーラ&ミネストローネの2人用セット

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テーブルが整ったら、最後に写真を1枚撮ってみてください。余白と色のバランスを、少し離れた位置から見直せます。迷う飾りがあれば、その写真で外す物を決められます。

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Q. 何名で召し上がりますか?

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よくある質問

クリスマスカラーは何色を使えばよいですか?

基本は赤、緑、白、金の4色です。すべてを同じ量で使わず、ベースにする色を1つ決めて、足す色を2色までに抑えると、まとまりが出ます。迷ったら、赤と白に金を少し添える組み合わせが扱いやすいです。

テーブルクロスがないときは、どうすればよいですか?

ランナー1枚だけでも、クリスマスらしい食卓になります。クロスの代わりに、大判の布や無地のシーツを敷く方法もあります。テーブルの木目を見せたいなら、ランチョンマットだけでもかまいません。

キャンドルを安全に使うコツはありますか?

火をつけたらその場を離れず、周りに燃えやすい物を置かないのが基本です。倒れにくい燭台を使い、使い終わったら火が完全に消えたかを確かめます。小さな子どもやペットがいる家庭では、電池式のLEDキャンドルも選べます。

花は、どのくらいの高さが適切ですか?

座ったときに、向かいの人の顔が隠れない高さが目安です。実際に席に座って確かめると、失敗しません。香りの強い花は、料理の香りをじゃますることがあるため、食卓では控えめにします。

狭いテーブルでも、クリスマスらしくできますか?

できます。飾りの数を減らし、小さな花かキャンドルを1つだけ置いて、色はランナーで足せば十分です。1人分の場所は幅約60cm、奥行約40cmを確保し、料理の皿が置ける余白を優先します。

まとめ

クリスマスのテーブルコーディネートは、色を先に決め、足す色を2色までに抑えると整います。クロスは白や生成りを下地にして、ランナーで赤や緑を足します。キャンドルを使うときは、その場を離れず、燃えやすい物を遠ざけてください。

花は低く、香りを控えめにして、向かいの人の顔を隠さない高さにします。人数が増えるほど飾りは減らし、皿の場所を確保するのが基本です。真ん中に置く主役が決まれば、飾りの量も自然に決まるでしょう。

主役には、温めるだけで出せるオマール海老のテルミドールや、ハッピーディナーセットがあります。クリスマス向けの料理は、クリスマス特集にまとめています。

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