オマール海老はザリガニ?寿命は?
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この記事でわかること
- オマール海老の寿命は20〜100年とも言われ、細胞が老化しにくい独特の生理特性を持つ生き物
- オマール海老はザリガニ類のアカザエビ科に属し、見た目は似ているが学術上はザリガニとは異なる点
- 体長は最大約50cmに達し、左右非対称の粉砕用(メジャークロー)と切断用(マイナークロー)の2種のハサミを持つ
- ハサミの身は強い筋肉を持つため弾力と濃厚な旨味が特徴で、脱皮のたびに形や大きさが変化する
- 長寿で再生力が高い特性が「不老不死の生き物」と呼ばれる所以で、食材としてだけでなく生物学的にも注目される存在
オマール海老の寿命について
オマール海老(ロブスター)は卵から孵化し、一生を通じて成長を続け、20から100年とされる長寿命を持つと言われています。また、ロブスターは細胞分裂を続けても細胞が老化しづらいという他の海老類とも異なる独特の特性を持っています。それではそんなオマール海老について詳しく調べてみましょう。
オマール海老はザリガニ?
オマール海老はザリガニ類のアカザエビ科に属します。見た目はザリガニかと思われる人もいらっしゃると思いますが、学術上はザリガニとは少し異なる生き物のようです。

体長
体長は約50cmに達するものもいるようで、大きなザリガニのような形をしています。
ハサミ
前脚の1対が大きなハサミとなっており、これがオマール海老の特徴です。オマール海老のハサミ(クロー)は、通常2つあり、異なる機能を持っています。
一つは『粉砕用ハサミ(メジャークロー)』
もう一つは『切断用ハサミ(マイナークロー)』です。

左右非対称の異なる目的を持ったハサミをもっているという事のようです。
ハサミはオマール海老の体の中でも特に発達した部分であり、強力な筋肉を持つため、身も非常に引き締まっていて弾力があります。ハサミの身は、オマール海老全体の中でも特に濃厚な旨味を持つ部分とされています。オマール海老全体に共通する甘みと塩味が絶妙に絡み合い、噛むたびに豊かな味わいが広がります。特に、粉砕用の鋏の身は、他の部位に比べて脂肪分が少なく、淡白な味わいが特徴です。ハサミの殻もとても固いため、オマール海老が脱皮するためにこの鋏も脱皮し形や大きさが変化していくようです。
ごちそう本舗
中山まほ
ザリガニの仲間と聞くとびっくりするかもしれませんが、味は全くの別物です!あの濃厚な旨味とプリプリの食感は、やっぱりオマール海老ならではですね。
オマール海老の寿命に与える要因
オマール海老の寿命は、さまざまな要因によって影響を受けます。その中でも最も重要なのは生息環境です。
オマールは世界中で生息していますが、世界最大のオマール海老漁獲地域がカナダであるように特に北緯の高い海水の冷たい地方で多く獲れるようです。冷たい水温は、オマール海老の代謝を遅くし、寿命を延ばすのに寄与しています。また、捕食者の少ない環境や、豊富な餌の供給も寿命を左右する重要な要素になっているようです。
オマール海老の寿命に関する科学的調査
科学者たちは、オマール海老の寿命が驚異的に長い理由を探るために、いくつかの調査を行っているようです。
オマール海老の価格相場についてもっと知りたい方は「オマール海老の相場はいくら?価格変動の理由と賢い選び方をプロが解説」もあわせてご覧ください。
一般的に、オマール海老は20年から50年程度生きるとされていますが、100年以上生きる個体も存在すると言われています。
『テロメラーゼ酵素』といわれるものが細胞の老化を防ぐため、オマール海老は理論的には「不老不死」と言われることもあります。
不老不死と聞くとワクワクされた方もいらっしゃるでしょうが、実際には捕食や病気、漁業活動などの影響で寿命が縮まることが多いようです。
ごちそう本舗
中山まほ
テロメラーゼ酵素で老化しないなんて、本当にすごい生き物ですよね。こんな生命力にあふれた食材だからこそ、食べた時の力強い旨味があるのかもしれません。
オマール海老は死ぬまで脱皮する
オマール海老は脱皮をします。脱皮は甲殻類にとって成長のために欠かせないプロセスです。
オマール海老は、硬い外骨格を持っているため、成長するためにはこの外骨格を脱ぎ捨てて、新しい大きな外骨格を形成しなければなりません。これを「脱皮」と呼びます。若いオマール海老は頻繁に脱皮を行いますが、成長が遅くなるとともに脱皮の頻度も減少します。成体になると、脱皮は年に1回から2回程度に減りますが死ぬまで脱皮すると言われています。
我々もオマールと同様に年を取りますが、夫婦の記念日にテルミドールを食べながら若く頻繁に脱皮していた頃のお話しをしながらお食事を愉しんでは如何でしょうか?
理屈的には老化しないオマール海老を食する事も、相手を想う気持ちを間接的に伝えるさりげない手段かもしれません。
ごちそう本舗
中山まほ
「不老不死のオマール海老を食べて、いつまでも元気でいてね」…って、さりげないメッセージになりますよね。結婚記念日のディナーにぴったりだと思います!
ちなみに、オマール海老と似た高級食材として「伊勢海老」がありますが、実はこの2つは全く別の生き物です。ハサミの有無や味わいの違いについて詳しく知りたい方は「伊勢海老・ロブスター・オマール海老の違いを徹底解説」をご覧ください。
世界料理オリンピック銀メダリスト監修のテルミドールが簡単調理で味わえる
これまでの説明で、オマール海老を使った料理を特別な日に召し上がって頂くのにいい食材である事がお分かり頂けたと思いますが、ごちそう本舗ではそのオマール海老を世界料理オリンピック銀メダリストの常田誠シェフに監修して頂いたテルミドールをご提供しています。
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ごちそう本舗
中山まほ
常田シェフは1996年ベルリン大会の世界料理オリンピック銀メダリストで、30年以上一流ホテルのグランシェフを歴任された方です。そのレシピで作られたテルミドールが温めるだけで食べられるって、考えてみたらすごいことですよね。
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ご家庭でオマール海老を本格フレンチとして楽しむなら「テルミドールって何者?」の記事もぜひ参考にしてください。
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ごちそう本舗
中山まほ
オマール海老って、実は「不老不死」とも言われるくらい長寿なんです。100年生きる個体もいるとか…。食べ物として見るだけじゃなく、生き物としてもすごく面白いんですよ。